書けないのではなく、出せていない
記事の投稿が続かない人の話を聞くと、書けないと言う人は少数派です。多いのは「書いてはいるが、出していない」。下書きは溜まっているのに、公開まで届かない。ここを越えられるかどうかが、最初の関門になります。
下書きは、公開しない限り誰の役にも立たない
丁寧に書くほど、基準は上がります。読み返すたびに直したい場所が見つかり、いつまでも完成しません。
ここで効くのは、質を下げることではなく長さの上限を決めることです。長く書くほど、出せなくなります。
仕上げの時間も先に区切ってください。時間が来たら出す。完璧な1本より、出した10本のほうが確実に前に進みます。
最初の数十本は、読まれない
これは実力の問題ではなく、単に見つけられていないだけです。検索から人が来るまでには時間がかかります。
ところが多くの人は、この期間に折れます。反応がないことを、価値がないことだと解釈してしまうからです。
対策は、目標を数字から本数に置き換えること。アクセスは自分では動かせませんが、本数は動かせます。見る日を月1回に決めるだけでも、続く期間が変わります。
ネタ切れは、拾う場所の問題
書くことがない、という状態はよく起きます。ただ、実際に何もないわけではありません。
日々の疑問や調べたことは、書き留めていないと消えます。1か所に貯める習慣ができると、供給側の問題ではなくなります。
もう一つ確実なのが、人に聞かれたことを書くことです。需要が最初から確認できているうえ、書き出しにも困りません。
読み手を1人決めると、文章が変わる
同じ内容でも、誰に向けて書いたかで届き方がまったく違います。
効くのは、「知り合いの誰か1人」に説明するつもりで書くことです。抽象的な「読者」ではなく、顔の浮かぶ人にする。すると、専門用語の使い方も、書き出しも自然に変わります。
ただし、自分のために書くこと自体は正しい目的です。読まれることを目的にしないなら、この軸は低くて構いません。
7つの型と、次にやること
| 型 | 止まりやすい場所 | まずやること |
|---|---|---|
| 淡々と書き続けられる | 届け方 | 1本だけ読み手を決めて書く |
| 下書きで止まる | 公開 | 文字数の上限を決める |
| 反応で止まる | 公開後 | 目標を数字ではなく本数にする |
| ネタが尽きる | 企画 | 疑問と調べたことを1か所に貯める |
| 時間が取れていない | 着手 | 30分で書ける長さに設計し直す |
| 自分に向けて書いている | 届け方 | 読み手の困りごとから書き出す |
| 読まれる形で書ける | 時間 | 書く時間を動かせない予定にする |
公開する前に、確認しておくこと
- 引用の範囲。出典を示し、自分の文章が主になっているか。
- 写真と図の権利。拾ってきた画像をそのまま使わない。
- 勤め先の規程。副業や情報発信の扱いは会社ごとに違います。
- 個人が特定される情報。実名、勤務先、具体的すぎる事例。
あとから消しても、引用されたものは残ります。公開の前に確認するほうが、はるかに安く済みます。
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