研究するほど出せなくなる。最初の10本は分析より先に出す
他の投稿者を研究するほど、基準が上がって出せなくなります。研究した内容は、出してからでないと検証できません。まず10本出すことを勧める理由です。
- こんな人に
- 動画投稿を始めたい人
- 結論
- 研究は出してからでないと検証できない。まず10本出す
- 読む時間
- 約3分
始める前に、伸びている人の動画をたくさん見る。何が受けているかを分析する。真面目な人ほどこれをやります。
ところが、研究するほど出せなくなるという現象が起きます。
しかも、研究している時間は進んでいる感覚があります。だから、止まっていることに気づきません。
基準だけが先に上がる
良いものを見続けると、自分の基準が上がります。これ自体は良いことです。
問題は、技術は同じ速度では上がらないことです。基準と実力の差が開くほど、自分の作ったものが見られなくなります。
そして「まだ出せる品質じゃない」と判断して、公開が遅れる。この状態が続くと、1本も出さないまま数か月が過ぎます。
そのうえ、比べる相手が数年やっている人であることが多い。1本目と、300本目を比べています。
研究は、出してからしか検証できない
もう一つの問題は、分析の答え合わせができないことです。
「こういう構成が受ける」と分析しても、自分がやってどうなるかは分かりません。チャンネルによって、視聴者も反応も違うからです。
出して、数字を見て、初めて自分の場合の答えが分かります。
それに、伸びている理由は外からは見えません。運も、時期も、それまでの積み上げも入っています。
1本目は、公開しなくてもいい
とはいえ、いきなり公開するのが怖い場合もあります。
そのときは、限定公開でよいので、完成まで持っていく。完成させること自体に価値があります。撮影から公開までの工程を一度通すと、次からの見通しが立ちます。
「作ってみたら思ったより時間がかかった」も、重要な発見です。
そして、限定公開でも1人には見せる。反応がまったくないと、次の改善点が分かりません。
10本で何が分かるか
- 1本にかかる時間。継続できる本数が計算できます。
- 自分が続けられる形式。凝った編集が続かないと分かるかもしれません。
- 反応がある題材。予想と違うことが多い。
- 自分が楽しめるかどうか。いちばん重要な情報です。
これらは、どれだけ研究しても分かりません。
毎回1か所だけ変える
10本出したら、そこから改善が意味を持ちます。
コツは、毎回1か所だけ変えること。サムネイル、冒頭の15秒、長さ、話す速度。同時に複数変えると、何が効いたか分かりません。
1つずつ変えて比べると、10本のあいだに10個の知見が溜まります。
記録も残してください。何を変えて、どうなったかを1行ずつ。記憶だけだと、印象で判断することになります。
出す前の完璧さは、価値にならない
最後に、身も蓋もないことを書いておきます。
公開されていない動画は、どれだけ質が高くても誰の役にも立ちません。下書きは、公開しない限り存在していないのと同じです。
10本出した人と、1本を磨き続けた人。1年後に差がつくのは、ほぼ確実に前者のほうです。
まとめ
- 研究するほど基準が上がり、実力との差で出せなくなる
- 分析は、自分で出してからでないと検証できない
- 怖ければ限定公開でよい。完成させること自体に価値がある
- 10本出すと、時間・形式・反応・楽しめるかが分かる
- 10本目からは、毎回1か所だけ変えて比べる
- 公開されていない動画は、存在していないのと同じ