やめる理由は、たいてい3つしかない
動画投稿が止まる理由を集めると、驚くほど同じでした。編集が終わらない・ネタが尽きる・数字を見て落ち込む。才能や機材の話は、ほとんど出てきません。そしてこの3つは、どれも仕組みで手当てできます。
① 編集が終わらない
1本にかける時間が長いほど、続く確率は下がります。品質は上がるのに、やめる確率も上がる。これは投稿を続けた人の多くが通る道です。
効くのは、編集に使う時間を先に決めて、時間が来たら出すこと。区切りを内容ではなく時間で決めるのが要点です。
あわせて、手を抜く場所を1つ決めておく。効果音、テロップ、色調整のどれか一つを「今回はやらない」と決めるだけで、完成までの距離が縮みます。
② ネタが尽きる
ネタ切れは発想力の問題ではありません。拾う場所を決めていないから起きます。
思いついたことは、書き留めなければ数分で消えます。1か所に貯める習慣ができると、ネタは供給側の問題ではなくなります。
もう一つ効くのが、作り始める前に30個並べてみることです。想像より出てきますし、並べ替えて順番を決められるので、毎回ゼロから考えずに済みます。
③ 数字を見て落ち込む
再生数は自分では動かせません。それなのに、公開直後は何度も確認してしまう。
問題は見方ではなく、見る回数です。回数が多いほど、判断も気分も揺れます。
対策は単純で、見る日を決めること。公開直後の1時間は開かない、数字は週に1日だけ見る。判断を挟まない形にするのがコツです。
続く人がやっている、地味なこと
- 作業する曜日と時刻を決めている。内容より、いつやるかが先。
- 1本の型が決まっている。毎回構成から考えない。
- 毎回1か所だけ変える。同時に複数変えると、何が効いたか分からなくなります。
- 最初の10本は練習と割り切っている。ここで数字を見ると、たいてい折れます。
7つの型と、次にやること
| 型 | 止まりやすい場所 | まずやること |
|---|---|---|
| 淡々と出し続けられる | 数字と批判 | 公開直後の1時間は見ない |
| 作り込みすぎて出せない | 編集時間 | 時間を決めて、来たら出す |
| 数字に振り回される | 公開後 | 見る日を週1日に決める |
| ネタが続かない | 企画 | ネタを貯める場所を1か所作る |
| 時間が取れていない | 着手 | 1本の手間を半分にする |
| 研究はするが出さない | 公開 | まず10本出す |
| 気負わず出せる | 改善 | 毎回1か所だけ変えて比べる |
公開する前に、確認しておくこと
続け方の話とは別に、確認しておく必要があることがあります。あとから消すのは大変です。
- 音楽と映像の権利。使ってよい範囲は、素材ごとに違います。
- 写り込む人の同意。とくに子どもと、店舗の中。
- 個人が特定される情報。窓の外の景色、郵便物、制服など。
- 利用するサービスの規約。収益化の条件は、年によって変わります。
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