編集が終わらないのは、作業の区切りで終わろうとするから
1本にかける時間が長いほど、やめる確率も上がります。品質を落とさずに完成までの距離を縮める、時間の区切り方と手を抜く場所の決め方をまとめました。
- こんな人に
- 動画の編集が終わらない人
- 結論
- 作業の区切りでは終わらない。時間を先に決めて、来たら出す
- 読む時間
- 約3分
動画投稿が止まる理由のうち、最も多いのが編集です。撮影は終わっているのに、公開まで届かない。品質は上がっているのに、やめる確率も上がっているという状態です。
そして、止まった動画は誰にも届きません。品質の高い未公開より、公開された70点のほうが役に立ちます。
「キリのいいところ」は来ない
編集は、いくらでも直せます。テロップの位置、音量、カットの長さ、色。
そして直すたびに、また別の直したい場所が見つかります。作業の区切りで終わろうとすると、終わりが来ません。
そのうえ、見返すほど粗が見えます。同じ映像を何度も見ているので、視聴者とは違う見え方になっています。
時間で切る
解決策は単純で、編集に使う時間を先に決めることです。
「この動画の編集は2時間」と決めて、2時間経ったら出す。途中でも出す。作業の区切りではなく、時刻で切る。
最初は不完全なものを出すことに抵抗があります。ただ、視聴する側は制作者ほど細部を見ていません。3回に1回は、直そうとしていた部分に誰も気づいていない。
そして、コメントで指摘されたら直せばいい。差し替えられる場合もありますし、次の回で改善すれば足ります。
手を抜く場所を、1つ決める
全部を丁寧にやると、時間は無限に必要です。だから、最初に外す要素を決めておく。
- 効果音を入れない。選ぶ時間がかなり削れます。
- テロップを最小限にする。全部の発言に入れない。
- 色調整をしない。撮影時に決めておけば、後処理は不要です。
- BGMを1曲に固定する。毎回選ばない。
どれか1つで構いません。やらないと決めたことは、迷わなくて済みます。
そして、やらないことを決めても、質はあまり落ちません。効果音やテロップは、内容そのものではないからです。
撮影で決めておくと、編集が減る
編集を減らすいちばん確実な方法は、撮影の段階で整えることです。
- 構成を先に決めて、その順に撮る(並べ替えが不要になります)
- 言い直しをせず、1テイクで進める
- 明るさと音を、撮影時に整える
編集で直せることを、撮影で防ぐ。慣れてくると、編集時間は半分以下になります。
とくに効くのは、撮る前に話す順番を紙に書くことです。言い直しと並べ替えが、まとめて減ります。
短い形式を1本試す
1本が重いと感じているなら、短い形式を一度試してみてください。
完成までの距離が近いので、出す感覚を取り戻せます。しかも本数が出せるので、何が受けるかの情報も早く集まります。
長い動画に戻るときも、短い形式で身につけた「区切って作る」感覚は残ります。
撮影と編集を、別の日にする
同じ日に全部やろうとすると、まとまった時間が必要になります。そして、まとまった時間はなかなか取れません。
撮る日と編集する日を分けると、1回あたりが軽くなります。90分ずつ2回のほうが、3時間1回より現実的です。
まとめ
- 作業の区切りで終わろうとすると、終わりが来ない
- 編集に使う時間を先に決めて、来たら出す
- 手を抜く場所を1つ決める。やらないと決めれば迷わない
- 編集で直せることを、撮影の段階で防ぐ
- 短い形式を1本試すと、出す感覚が戻る
- 撮影と編集を別の日にすると、1回が軽くなる