下書きで止まる人へ。長さの上限を決めると、出せる
書いてはいるのに公開まで届かない。丁寧に書くほど基準が上がり、いつまでも完成しません。出すための3つの制約をまとめました。
- こんな人に
- 書いているが公開できない人
- 結論
- 「直すところがなくなったら完成」だと来ない。長さの上限を決める
- 読む時間
- 約2分
記事の投稿が続かない人の話を聞くと、書けないと言う人は少数派です。多いのは「書いてはいるが、出していない」。下書きだけが溜まっていきます。
そして、この状態は本人にはつらい。書く時間は使っているのに、何も残っていない感覚になります。
読み返すたびに、直したい場所が見つかる
丁寧に書くほど、基準は上がります。そして、読み返すたびに直したい場所が見つかる。
これは終わりのない作業です。完成の定義が「直すところがなくなったとき」だと、完成は来ません。
それに、直し続けても質は上がり続けません。ある時点から、変えているだけになります。
制約① 長さの上限を決める
いちばん効きます。
長く書くほど、構成も直しどころも増えます。2000字で書くと決めれば、2000字で終わります。
短い記事に価値がないわけではありません。むしろ、読み手にとっては短いほうが読みやすい。
目安として、1本1テーマ。書きたいことが2つあるなら、2本に分ける。そのほうが、どちらも伝わります。
制約② 仕上げの時間を区切る
「見直しは30分まで」と決めて、時間が来たら出す。
作業の区切りではなく、時刻で切る。「もう少しで完成」という感覚は、あてになりません。
そして、見直しは翌日にまとめて1回にする。書いた直後は判断がぶれます。
制約③ 出す日を決める
「書けたら出す」ではなく「毎週◯曜に出す」。
期限があると、そこまでで仕上げます。期限のない作業は、完成しません。
毎週が難しければ隔週でも月1回でもよい。頻度より、日付が決まっていることが重要です。
いま溜まっている下書きを、1本出す
制約を決めても、既にある下書きは動きません。
だから、いちばん古いものを1本、そのまま出してみてください。手を入れずに出す。
たいてい、何も起きません。批判も来ないし、恥をかくこともない。この経験が、次からの基準を下げてくれます。
それに、古い下書きは、いま書くより価値があることがあります。そのときの熱が入っているからです。
完璧な1本より、出した10本
身も蓋もないことを書いておきます。
公開されていない文章は、誰の役にも立ちません。下書きは、存在していないのと同じです。
そして、書く力は書いた量ではなく、出した量で伸びます。反応を見て初めて、何が伝わって何が伝わらなかったかが分かるからです。
そして、反応がないことも情報です。届かなかったのか、届いて刺さらなかったのか。出さない限り、この区別すらつきません。
もう1つ、出したものは直せます。公開したあとに手を入れても構いません。出す前に完璧にする理由は、実はどこにもありません。
まとめ
- 書けないのではなく、出せていないことが多い
- 「直すところがなくなったら完成」だと、完成は来ない
- 長さの上限を決める。これがいちばん効く
- 仕上げの時間を区切り、時刻で切る
- 「書けたら出す」ではなく「◯曜に出す」
- いま溜まっている下書きを、手を入れずに1本出してみる