🕵 DARK PATTERN AUDIT ・ 全24問 ・ 約4分

ダークパターン診断

悪意で作られるとは、
限らない。

24の設問から、解約のしやすさ・価格の透明性・同意の取り方・煽りの有無・初期設定の公正さ・表現の明確さという6つを測り、7つの型のうち、自社のUIがどこに寄っているかを示します。
提供する側が、自分たちの画面を点検するための診断です。

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回答はアップロードされません。結果も誰にも知られません。
このアプリはお使いのブラウザの中だけで動作します。入力した内容を送信しないため、回答も結果も社内ネットワークや外部サーバーに残りません。 途中の回答はこの端末にだけ一時保存され、「もう一度診断する」で消去できます。
はじめる前に

実際の画面を開きながら答えてください。設計意図ではなく、いま公開されているものが対象です。
先に書いておくと、ダークパターンは、悪意のある設計者が作るとは限りません。数字を追う過程で、少しずつ足されていくことのほうが多い。ひとつずつは小さく、合計すると信頼を削っています。

設問・軸名・判定文はすべて本アプリのために独自に作成したもので、既存の適性検査の項目は使用していません。

この診断は法的な判断ではありません。景品表示法、特定商取引法、消費者契約法、個人情報保護法など、関わる法令は多岐にわたります。実際の適法性の判断は、法務や専門家にご確認ください。この診断は、確認すべき箇所に気づくための整理です。
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ダークパターンは、悪意ではなく積み重ねで生まれる

解約導線を1つ深くする。料金の表示を最後に回す。同意のチェックを最初から入れておく。ひとつずつは小さな判断で、それぞれ数字は改善します。合計したときに何が起きているかは、誰も見ていません。

なぜ、気づかないうちに増えるのか

ダークパターンが入り込む経路は、だいたい決まっています。

  • 短期の指標だけで判断している。離脱率、CVR。改善して見えるので、通ります。
  • 個別の施策として見ている。ひとつずつは小さいので、誰も止めません。
  • コストが遅れて来る。返金、問い合わせ、悪評、解約。数か月あとに、別の指標として現れます。

つまり、設計者の倫理観の問題ではなく、評価の仕組みの問題であることが多い。だから、チェックの手順を入れるのがいちばん効きます。

解約のしやすさは、獲得の武器になる

ウェブで申し込めるのに、解約は電話でしかできない。よくある形ですが、いま起きているのは次のことです。

その体験は、そのまま共有されます。数字は一時的に守れても、獲得のコストが上がっていきます。

逆に、やめやすいサービスは、始めるときの心理的な障壁が低い。解約のしやすさを訴求に使っている事業者もあります。加えて、契約形態によっては法令上の要件に関わる可能性があるため、法務との確認が要ります。

改善は測定から。初見の人に解約操作をやってもらい、時間を計る。数字にすると、議論が進みます。

初期設定は、いちばん強い誘導

オプションが最初から入っている。メール配信が既定でオン。カートに自動で追加される。

多くの人は初期値を変更しません。だから、数字は確実に伸びます。ただし、後から気づかれたときの反応がいちばん大きい領域でもあります。「勝手に付けられた」という体験は、解約と悪評に直結します。

点検は簡単です。初期状態でオンになっている項目を、すべて書き出す。そして、なぜオンなのかを説明できるか確認する。説明できないものは、オフにしてください。

同意は、対称かどうかで見る

基準は1つだけです。「同意する」と「同意しない」が、同じ大きさ・同じ手数か

拒否のボタンだけ小さい、色が薄い、階層が深い。ここが崩れていると、同意の有効性そのものが問われる可能性があります。

確認方法もあります。同意画面を白黒で印刷してみる。色の差がなくなった状態で、それでも対等に見えるかどうか。

煽りは、実データかどうかで分かれる

カウントダウン、残数表示、閲覧人数。演出そのものが問題なのではありません。実データに基づいているかどうかです。

更新すると元に戻るカウントダウン、常に「残り1点」、根拠のない閲覧人数。事実でない表示は、法令上の問題になり得ます。事実であっても、繰り返すと効かなくなり、信用だけが減ります。

点検は、表示している数字の出どころを1つずつ確認するだけです。

7つの型と、最初の一歩

問題のある箇所最初の一歩
クリーンな設計なし基準を文書にして残す
解約が難しい出口解約までの時間を計る
価格が後から出る総額表示各画面の表示金額を並べる
同意で稼いでいる同意画面白黒で印刷して対称性を見る
煽りで売っている緊急性の演出数字の出どころを確認する
初期設定で取っている既定値オンの項目を全部書き出す
言葉で誘導している文言断るボタンを声に出して読む

直すのは、指摘される前のほうが安い

最後に、実務的な話を。

これらは、外から指摘されてから直すと高くつきます。改修だけでなく、説明、報道対応、失った信用の回復まで含まれるからです。

施策レビューに、この6項目のチェックを入れておく。人が入れ替わっても残る形にしておくと、じわじわ足されるのを防げます。設計の基準を文書にしておくことが、いちばん確実な予防です。

この記事は本アプリのために書き下ろしたものです。特定の書籍・論文からの引用は含みません。法的な助言ではありません。適法性の判断は、法務や専門家にご確認ください。

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