口座を守る3つの設定。費用ゼロ、1時間で終わる
被害の多くは、設定で防げる範囲で起きています。通知、二段階認証、パスワードの使い回し。費用も知識もほとんど要りません。
- こんな人に
- 口座の安全対策をしていない人
- 結論
- 通知・二段階認証・使い回しの停止。費用ゼロで1時間で終わる
- 読む時間
- 約3分
不正利用の対策というと、難しそうに聞こえます。実際には、3つの設定でかなり防げます。
しかも、費用はかかりません。
そして、3つとも1時間以内に終わります。
① 入出金の通知をオンにする
いちばん先にやってほしいのが、これです。
不正利用の被害が大きくなるのは、気づくのが遅れたときです。金融機関の補償には期限がある場合があり、気づかないまま時間が経つと、対応が難しくなることがあります。
通知が来ていれば、その日に気づけます。設定は数分で終わります。
設定するときは、金額の下限を0円にする。少額のテストを見逃さないためです。通知が多くて困るなら、あとから調整すれば足ります。
② 二段階認証を設定する
パスワードだけでは、守りとして弱い。もう1つの確認手段を足します。
アプリで確認する、登録した機器でのみログインできるようにする、といった方法があります。金融機関ごとに案内があるので、そのとおりに設定してください。
面倒に感じますが、面倒なのは最初だけです。日常の操作はほとんど変わりません。
あわせて、登録している電話番号とメールを確認する。古いままだと、通知も認証も届きません。
③ パスワードの使い回しをやめる
これが、いちばん後回しにされます。ただ、効果は大きい。
別のサービスから流出したパスワードが、そのまま試されることがあります。使い回していると、1か所の流出が全部に波及します。
全部を変えるのは大変なので、金融関係だけ先に変える。それだけでも、守りがまったく変わります。
そして、メールのパスワードも一緒に変える。メールを取られると、多くのサービスの再設定ができてしまいます。優先度は金融と同じです。
やらないほうがいいこと
- 公共の無線から、口座の操作をしない。カフェや駅の無線は、安全とは限りません。
- メールのリンクから、金融機関のサイトに入らない。アプリか、自分でブックマークしたURLから入る。
- 暗証番号を、生年月日や電話番号にしない。推測されやすいものは避ける。
どれも当たり前に見えますが、被害の多くはここから起きています。
もう1つ、電話やメールで暗証番号を聞かれることはありません。金融機関を名乗る連絡でも、いったん切って、自分で調べた番号にかけ直す。
定期的に、明細を見る
設定と合わせて、習慣を1つ。
月に1回、明細を通して見る。身に覚えのない少額の引き落としが、テストとして先に行われることがあります。少額だから気づかない、というのが狙いです。
通知をオンにしておけば、リアルタイムで気づけます。両方あると、なお確実です。
被害に気づいたら
最後に。もし不正利用に気づいたら、すぐ金融機関に連絡してください。そして警察にも届け出る。
早いほど、対応の選択肢が多くなります。迷っている時間がいちばん損です。
まとめ
- 3つとも費用がかからず、1時間以内に終わる
- 入出金の通知をオンに。金額の下限は0円にする
- 二段階認証を設定し、登録の電話番号とメールも確認する
- パスワードの使い回しをやめる。金融とメールを先に変える
- 公共の無線から操作しない。メールのリンクから入らない
- 暗証番号を聞かれたら、切って自分で調べた番号にかけ直す
自分の状態は、預金安全診断で確認できます。