お金の齟齬は、一度で信用を失う。当日の計算をなくす
少額でも、集金と精算の食い違いは記憶されます。事前に会費を決めて先に伝える。当日の計算をなくすのが、いちばん確実な方法です。
- こんな人に
- 幹事で集金と精算を担当する人
- 結論
- 会費を募集時に明示し、当日の計算をなくす。精算は翌日までに
- 読む時間
- 約3分
幹事で、いちばん信頼に直結する部分はどこか。
進行でも、店選びでもありません。お金の扱いです。
そして、ここだけは、うまくやっても評価されません。合っているのが当然だからです。
金額の食い違いは、記憶される
少額でも同じです。
「集めた額と請求が合わない」「精算がいつまでも来ない」「誰が払ったか分からない」。金額の大小に関係なく、これは覚えられます。
そして、一度そうなると、次から幹事を任されません。逆に、正確な人には安心して任されます。
しかも、疑われなくても不安にはさせます。金額が合っていても、説明がないだけで引っかかりが残ります。
当日の計算を、なくす
いちばん確実な対策は、これです。
会費を事前に決めて、参加を募る時点で伝える。「4,000円です」と先に言っておく。
こうすると、当日は集めるだけになります。割り勘の計算をしないので、間違えようがありません。
端数が出たら、幹事が持つか、次回に繰り越すか、先に決めておく。これも伝えておくと揉めません。
金額は、少し多めに設定しておくと安全です。足りなくて追加で集めるのは、いちばん揉めます。余ったら返すか、次回に回せばいい。
集金は、当日の早い時間に
実務的なコツを1つ。
集金は、開始直後にやる。終わったあとだと、酔っている人、先に帰る人、財布を出すのが面倒な人が出てきます。
受け取ったら、その場でメモかアプリに記録する。記憶に頼らない。人数が多いほど、これが効きます。
そして、集めた人の名前にチェックを入れる。金額の合計だけ見ていると、誰から受け取っていないかが分かりません。
立て替えは、記録を残す
幹事が立て替える場面もあります。
- 領収書を必ずもらう。あとで金額を確認できます。
- 誰から受け取ったかを記録する。もらったつもり、払ったつもりを防ぎます。
- 精算は、当日か翌日に終わらせる。日が空くほど、面倒になります。
精算の遅れは、疑われなくても不安にさせます。速いだけで、信用が上がります。
精算の連絡には、合計と内訳を1行ずつ書く。「店 32,000円/参加8名/会費4,000円」。これだけで、確認が終わります。
差をつけるなら、事前に決める
会費に差をつけることもあります。役職、飲む人と飲まない人、年齢。
これも、事前に決めて明示する。当日に「あなたは飲んでいないから」とやると、その場の判断になって揉めます。
とくに、飲まない人の会費は先に決めておいてください。配慮のつもりでも、その場で言うと気を遣わせます。
苦手なら、人に渡す
最後に。お金の管理が苦手なら、無理にやる必要はありません。
集金だけ、正確な人に頼む。幹事が全部をやる決まりはありません。
まとめ
- お金の扱いは、うまくやっても評価されず、崩すと一度で信用を失う
- 会費を事前に決めて明示し、当日の計算をなくす
- 金額は少し多めに。足りずに追加で集めるのがいちばん揉める
- 集金は開始直後に。名前にチェックを入れて記録する
- 精算は当日か翌日。合計と内訳を1行ずつ書いて送る
- 苦手なら、集金だけ正確な人に渡す
むしろ、苦手な部分を渡すほうが、全体の質は上がります。自分の型は、飲み会幹事診断で確認できます。