ネットショップは1日で開ける。だから店を作るのは最後にする
出店は1日でできるので、つい先に店を作ってしまいます。すると費用だけが先に出ます。何を売るか、利益が残るか、店を作るか。順番を守るだけで失敗はかなり減ります。
- こんな人に
- ネットショップを始めたい人
- 結論
- 何を売るか→利益が残るか→見てくれる人→店、の順。店は最後
- 読む時間
- 約2分
ネットショップは、いまや1日で開けます。だからこそ、店を作ることから始めてしまう人が多い。そして、出品するものが決まっていないまま月額費用だけが出ていきます。
そして、店を作ると、作ったこと自体で満足してしまいます。進んだ感覚が出るので、止まっていることに気づきません。
順番は、決まっている
- ① 何を売るか決める。他店ではなく自分の店で買う理由を1行で書けるか。
- ② 利益が残るか計算する。手数料・送料・梱包材まで込みで。
- ③ 見てくれる人を確保する。ゼロなら、店を作っても誰も来ません。
- ④ 店を作る。ここまで来て、初めて意味があります。
①〜③はお金をかけずにできます。④だけが費用のかかる工程なので、最後に置くのが合理的です。
とくに③を飛ばす人が多い。良いものを作れば見つけてもらえる、という前提は、残念ながら成立しません。
まず、フリマアプリで数点売ってみる
いちばん学べる方法です。手数料が引かれる感覚、梱包の手間、問い合わせの内容、値付けの難しさ。すべて実地で分かります。
しかも、失敗しても損失がほとんどありません。ここで「発送が思ったより面倒」と分かるだけでも、大きな判断材料になります。
売る数は、5点で足ります。1点だと運の要素が大きく、10点だと始める前に疲れます。
モールか、自分のサイトか
どちらにも性質があります。
- モール。人がすでにいる。ただし手数料が高く、価格で比較される。
- 自分のサイト。手数料が低く、自由度が高い。ただし集客は全部自分で。
最初は集客の当てがあるかどうかで決めるのが現実的です。発信の手段を持っていないなら、モールから始めるほうが早く売れます。
在庫を持たない形から
最初から仕入れると、売れなかったときに現金が消えます。
受注生産、小ロット、予約販売。売れると分かってから増やせば、リスクはほとんどありません。
目利きに自信がある人ほど、この順番を飛ばしがちです。良いものが分かるからこそ、多めに仕入れてしまう。
開業前に確認する、法令と表示
扱う商材によって、必要な手続きが変わります。あとから指摘されると、販売停止になることもあります。
- 特定商取引法に基づく表示。通信販売では原則として必要です。
- 古物商の許可。中古品を仕入れて売る場合。
- 食品・化粧品・医薬品など。それぞれ別の許可や届出、表示義務があります。
- 景品表示法。効果や優良性の表現には制限があります。
制度は年によって変わります。解説記事ではなく、所管の官公庁の案内で最新の要件を確認してください。
そして、始める前に確認する。あとから分かると、出品を止めることになります。
まとめ
- 出店は1日でできるので、先に店を作ってしまいがち
- 「何を売るか → 利益が残るか → 見てくれる人 → 店」の順
- ①〜③は無料でできる。④だけが費用のかかる工程
- フリマアプリで数点売ってみるのが、いちばん学べる
- 集客の当てがないなら、モールから始めるほうが早い
- 許認可と表示義務は、所管の官公庁の案内で確認する