できる人ほど仕事が集まる。上限を決めないと際限なく増える
崩れるのは適性の問題ではありません。上限を自分で決めない限り、際限なく増えます。崩れる順番を記録しておく話です。
- こんな人に
- できるがゆえに仕事が集まる人
- 結論
- 上限を自分で決めない限り増え続ける。数で決めれば、断るのがルールになる
- 読む時間
- 約2分
能力はある。成果も出ている。それなのに、続かない。
この仕事でよくある形です。そして、これは適性の問題ではありません。
むしろ、能力があるほど起きます。構造がそうなっているからです。
できる人ほど、集まる
構造としては、単純です。
できる人に、仕事が集まります。そして、耐えられると分かると、さらに集まる。断らないと、際限なく増えます。
しかも、無理をして間に合わせていることは、外からは見えません。回っているように見えるので、量が減りません。
そして、限界は少しずつではなく、ある日まとめて来ます。前日まで回っていたので、周りも本人も予測できません。
上限は、自分で決めるしかない
対処の中心は、これです。
抱える案件の上限を、自分で決める。決めないと、増え続けます。
数で決めても、時間で決めても構いません。決まっていると、断るのが判断ではなくルールになります。感情を使わずに済みます。
断るときは、ルールとして言う。「いま3件持っているので、来週以降になります」。判断として言うと、交渉の余地があるように聞こえます。
崩れる順番を、知っておく
もう1つ、実用的な方法を。
繁忙期に、何から崩れるかを記録する。人によって順番が違います。
- 睡眠。いちばん多い。そして、ここが崩れると全部が崩れます。
- 食事。抜く、遅い時間になる、外食が続く。
- 言葉づかい。人にきつい言い方をする。これはいちばん早く出ます。
- 運動と外出。予定が消えていく。
自分の順番が分かると、早く気づけます。そして、戻す順番も決まります。
記録のとり方は、繁忙期に入った週から、毎日1行。「今日崩れたもの」を書くだけで足ります。2回の繁忙期を通せば、順番が見えます。
無理をしたら、そう伝える
量を減らす、もう1つの方法です。
無理をして間に合わせたときは、そう伝える。「今回はかなり詰めました」「次は2日前にいただけると助かります」。
黙って処理すると、それが標準の速度として記録されます。そして、次も同じ量が来ます。
言い方は、不満ではなく情報として。「できました。ただ、この分量だと通常は3日かかります」。事実だけを置くと、次から条件が変わります。
続かなければ、能力は発揮されない
最後に。
この仕事は、続けた年数で力がつきます。3年で辞める人と、10年続ける人では、扱える案件がまったく違う。
そして、続けられるかどうかは、能力ではなく量の設計で決まります。根性の話ではありません。
まとめ
- できる人に集まり、耐えられると分かるとさらに集まる
- 無理をして間に合わせたことは外からは見えない
- 限界は少しずつではなく、ある日まとめて来る
- 上限を先に決める。決まっていれば、断るのはルールになる
- 繁忙期に「今日崩れたもの」を毎日1行。2回通せば順番が見える
- 無理をしたら、不満ではなく情報として伝える
自分の状態は、コンサル適性診断で確認できます。