疑わない性質は長所。ただし相場を知らないと弱点に変わる
人を信じられることは、関係を軽くします。ただ、相場や手続きを知らないと、そのまま弱点になります。性格を変えずに守る方法です。
- こんな人に
- 人を疑わない性質の人
- 結論
- 直すのは疑い方ではなく知識の穴。確認する場面を3つ決めておく
- 読む時間
- 約2分
人の言葉を、そのまま受け取る。初対面でも警戒しない。
この性質は、関係を軽くします。一緒にいて心地よい人です。ただし、条件が1つあります。
そして、その条件は性格とは別のところにあります。
世間知が薄いと、弱点に変わる
疑わないこと自体は、長所です。問題は、相場や手続きを知らない状態と組み合わさったときです。
- 金額の相場を知らない。高く買っても、気づきません。
- 契約の条件を確かめない。あとから分かっても、遅い。
- 手続きの流れを知らない。言われるままに進めてしまう。
これらは、知識で防げます。性格を変える必要はありません。
つまり、直すべきは疑い方ではなく、知識の穴のほうです。ここを取り違えると、性格まで削ってしまいます。
疑うのではなく、手順にする
ここが大事な点です。
人を疑うようになる必要はありません。むしろ、信じられる性質は残したほうがいい。関係の中では、確実に長所として働きます。
変えるのは、確認する場面を決めておくことだけです。感情ではなく、手順として。
手順にする利点は、相手を疑わずに済むことです。「決まりなので確認します」と言えれば、関係を傷めません。
確認する場面を、3つ決めておく
- お金が動くとき。金額の相場を、一度だけ調べる。5分で済みます。
- 契約するとき。解約の条件と、いつまでにどうすればいいかを確認する。
- 急かされたとき。その場で決めない。これは、それ自体が合図です。
この3つだけで、大きな損はほとんど防げます。
とくに3つ目が効きます。急かす理由が正当なことは、あまりありません。「一日考えます」で消える話は、たいてい消えていい話です。
相談する相手を、1人決めておく
もう1つ、有効な方法があります。
大きな決定の前に、必ず話す相手を1人決めておく。判断してもらう必要はありません。話すだけで足ります。
ひとりで決めると、どんな人でも精度が落ちます。これは能力ではなく、条件の問題です。
相手は、詳しい人でなくて構いません。話すこと自体に、自分の考えを点検する働きがあります。
知らないことは、恥ではない
最後に。
世間知が薄いことを、恥ずかしいと感じる必要はありません。単に、その場面に出会っていないだけです。
1回通せば、次からは分かります。手続きを1つ、自分でやってみる。仕組みが分かると、判断が変わります。
まとめ
- 疑わないこと自体は長所。弱点になるのは、相場や手続きを知らないとき
- 直すのは疑い方ではなく、知識の穴のほう
- 手順にすると、相手を疑わずに確認できる
- お金が動くとき・契約するとき・急かされたときの3つを決めておく
- 急かされたら、その場で決めない。一日で消える話は消えていい
- 大きな決定の前に話す相手を1人。詳しい人でなくていい
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