場に入ったら最初の1分は動かない。それだけで外さない
盛り上げるべきか、静かにするべきか。読んでから動くと、外しません。そして、読める人ほど引き受けやすいので、断る判断にも使う話です。
- こんな人に
- 場の空気を読んで動く人
- 結論
- 入って最初の1分は動かない。読んでから決めれば、ほとんど外さない
- 読む時間
- 約2分
同じ振る舞いでも、合う場と合わない場があります。
明るく口火を切るのが正解の場もあれば、静かにしているほうがいい場もある。どちらを使うかは、読んでから決めます。
そして、外すときはたいてい、読む前に動いています。前回うまくいった形を、そのまま持ち込んでしまう。
最初の1分は、動かない
いちばん簡単な方法です。
場に入ったら、最初の1分は様子を見る。誰が話しているか、どんな温度か、疲れている人はいるか。
1分あれば、たいてい分かります。そして、読んでから動くと、ほとんど外しません。
1分が長ければ、最初の一言を「聞く側」にするだけでも足ります。「今日はどんな感じですか」。それで温度が分かります。
読む材料は、3つ
- 声の大きさと速さ。場の温度が、そのまま出ます。
- 誰が話していないか。拾う必要があるかどうかが分かります。
- 時間帯と、その日の状況。締め切り前、長い会議のあと、金曜の夜。場の余力が違います。
3つ目が抜けやすい。同じメンバーでも、日によって必要なものが違います。
とくに、直前に何があったかが効きます。長い会議のあと、叱られた直後、締め切りの前日。ここを外すと、良かれと思った一言が余計になります。
読めることの副作用
ここが、この型の課題です。
読める人には、場を整える仕事が集まります。気づいてしまうので、放っておけない。そして、周りも「あの人がいれば大丈夫」と考えるようになります。
すると、参加が仕事になります。読む力を、断る判断のほうにも使ってください。
そして、整える役は感謝されにくい。うまくいくと「良い場だった」で終わり、誰がそうしたかは残りません。
読んだうえで、動かない選択
全部を整える必要はありません。
読んだうえで、今日は動かないと決める。これも判断です。誰かが困っていても、その人を助けられる人が他にいるなら、任せていい。
そして、自分が楽しむ回も必要です。整える人が誰も楽しんでいない集まりは、そもそも良い場ではありません。
目安として、3回に1回は、自分が楽しむ回にする。全部を整える回にすると、そのうち行かなくなります。
読めない人を、責めない
最後に、周りとの関わりについて。
空気を読まずに動く人がいます。噛み合わないこともありますが、その勢いがないと始まらない場もあります。
読める人と、動ける人。組み合わせると、いちばん強い。役割が違うだけだと考えておくと、噛み合います。
まとめ
- 外すときは、読む前に前回の形をそのまま持ち込んでいる
- 最初の1分は動かない。難しければ、最初の一言を質問にする
- 読む材料は、声の温度・話していない人・直前に何があったか
- 読める人ほど、場を整える役が集まる。断る判断にも使う
- 整える役は感謝されにくい。うまくいくほど誰がやったか残らない
- 3回に1回は、自分が楽しむ回にする
自分の型は、ムードメーカー診断で確認できます。