盛り上げる以外にも、場を良くする方法は2つある
相づち、間、話の受け渡し。目立ちませんが、会話が続くかどうかはそこで決まります。熱を出す以外の道具についての話です。
- こんな人に
- 場を良くしたいが明るく振る舞えない人
- 結論
- 熱を出す・静かに整える・拾う。方法は3つあり、どれも単独では足りない
- 読む時間
- 約2分
ムードメーカーというと、明るく笑わせる人が浮かびます。
ただ、それは方法の1つです。場を良くするやり方は、少なくとも3つあります。
そして、いちばん効くのは、明るさではありません。
3つの方法
- 熱を出す。口火を切る、笑わせる、温度を上げる。始まりの空気を作れます。
- 静かに整える。相づち、間、話の受け渡し。会話が続くかどうかは、ここで決まります。
- 取り残された人を拾う。話していない人に気づいて、声をかける。
どれか1つだけだと、使える場面が限られます。落ち着いた場や、疲れている人が多い場では、熱が空回りします。
逆に、静かに整えるだけでは、始まらない場もあります。誰も口火を切らないまま、時間が過ぎる。3つとも、単独では足りません。
静かに整える技術
具体的には、こういうことです。
- 相づちを打つ。話し手が続けやすくなります。うなずくだけでも効きます。
- 割り込まない。話を振ったら、相手が終わるまで待つ。これができる人は少ない。
- 受け渡す。「◯◯さんはどうですか」。会話を回す役割です。
- 間を作る。誰かが考えているときに、埋めない。
どれも目立ちません。誰も指摘しませんが、全員が感じています。
このうち、2つ目がいちばん難しい。話を振っておいて、答えの途中で自分が話し始める。よくある失敗です。
読んでから、どちらを使うか決める
どの方法を使うかは、場の状態で決まります。
だから、場に入ったら最初の1分は様子を見る。それだけで、外しにくくなります。
読まずに動くと、勢いはあっても噛み合いません。そして、噛み合わないと本人も疲れます。
見るのは、声の大きさ、話している人数、その日の状況の3つで足ります。1分あれば、どれも分かります。
熱を出す人へ
口火を切れるのは、確かな力です。始まりの空気は、この人がいないと作れません。
ただ、道具が1つだと使える場面が減ります。相づちと間の取り方から、足してみてください。1つ増えるだけで、行ける場が一気に広がります。
とくに間を作る練習が効きます。誰かが考えているときに、埋めない。熱を出せる人ほど、ここが苦手です。
静かな側の人へ
逆側にも、足せるものがあります。
最初のひと言だけ、出してみる。あとは他の人が続きます。始まりを作れないだけで、それ以外は全部できているからです。
そして、自分がやっていることを自覚しておいてください。評価されにくい役割なので、本人も気づいていないことが多い。
まとめ
- 場を良くする方法は、熱を出す・静かに整える・拾う、の3つ
- どれも単独では足りない。場によって効く方法が違う
- 会話が続くかどうかは、相づち・割り込まない・受け渡し・間で決まる
- 振ったら、相手が終わるまで待つ。ここがいちばん難しい
- 入って最初の1分、声の大きさ・人数・その日の状況を見る
- 熱を出せる人は「間を作る」から、静かな人は「最初のひと言」から
自分の型は、ムードメーカー診断で確認できます。