居心地の良い集まりには、必ず整えている人がいる
席、間、話の受け渡し。整えている人がいると、参加者は居心地よく過ごせます。ただ、目立たないので評価されません。
- こんな人に
- 集まりで自然に気を配ってしまう人
- 結論
- それは能力。ただし気づいたことの半分だけ手を出す
- 読む時間
- 約2分
同じメンバーでも、居心地の良い集まりと、そうでない集まりがあります。
差は、たいてい整えている人がいるかどうかです。
そして、参加者は差の理由に気づきません。「今日は良い集まりだった」で終わります。
整えるとは、具体的に何か
- 席と順番。話しやすい人の隣に、話しにくい人を置く。
- 話の受け渡し。誰かが話し終わったら、次につなぐ。
- 間を作る。考えている人を、急かさない。
- 終わりの時間。先に決めておくと、帰りたい人が帰りやすくなります。
どれも小さいことです。そして、誰も指摘しません。
ほかにも、効いているものがあります。
- 最初に全員が一度は話す形にする。ここを外すと、最後まで話さない人が出ます。
- 飲み物や料理の頼み方。好みを先に聞いておく。
- 話題の切り替え。一人が長くなったら、別の話に移す。
- 帰りにくい人への一言。「そろそろ大丈夫ですよ」。
評価されない役割
この役割の難しさは、ここにあります。
うまくいっているときは、何もしていないように見えます。整っているのが当たり前になるからです。
そして、いなくなって初めて気づかれる。本人も、自分がやっていることを自覚していないことが多い。
自覚がないと、疲れている理由も分かりません。楽しい集まりのはずなのに、帰ると消耗している。原因はここにあります。
自覚しておく価値
だから、自覚しておいてください。
これは能力です。会議でも、商談でも、家庭でも使えます。場を整えられる人は、どこでも必要とされます。
自覚があると、意識して使えるようになります。そして、必要ない場面では休めます。
職場でも同じです。会議で発言していない人に話を振る、決まらない場を一度止める。これらは、そのまま進行の力として通用します。
全員をもてなそうとしない
この役割で消耗する原因も、1つあります。
気づける人は、全員の状態が見えてしまいます。そして、全員を居心地よくしようとすると、自分がまったく楽しめません。
自分の分の楽しみも残してください。整える人が楽しんでいない場は、そもそも良い場ではありません。
目安として、気づいたことの半分だけ手を出す。全部に対応すると、自分の時間が残りません。
整えることと、合わせることは別
最後に、いちばん重要な区別を。
場を整えられる人は、自分の意見を引っ込めがちです。角が立たないほうを選ぶからです。
ただ、言わなかった意見は、なかったことになります。整えることと、合わせることは別のこと。同意できないときは、穏やかに言って構いません。
この型の人が言うと、たいてい角が立ちません。それが、いちばんの強みです。
まとめ
- 居心地の良い集まりには、たいてい整えている人がいる
- うまくいっているときほど、何もしていないように見える
- 自覚がないと、疲れている理由も分からない
- これは能力。会議でも商談でも家庭でも使える
- 気づいたことの半分だけ手を出す。自分の分の楽しみも残す
- 整えることと合わせることは別。この型の人が言うと角が立たない
自分の型は、貴婦人診断で確認できます。