目立つと必ず批判される。3種類に分けて、1つだけ受け取る
批判をゼロにする方法はありません。分けて扱う方法ならあります。中身のある批判と、反応でしかないものを分ける話です。
- こんな人に
- 目立つ位置に立っている人
- 結論
- 批判はゼロにできない。中身のあるものだけ拾って、あとは扱わない
- 読む時間
- 約2分
目立つ位置に立つと、批判が来ます。これは、避けられません。
できるのは、来た批判をどう扱うかを決めておくことだけです。
そして、決めておかないと、その日の気分で扱いが変わります。同じ批判に、傷ついたり無視したりする。これがいちばん消耗します。
2種類に、分ける
- 中身のある批判。事実の指摘、見落としていた点、具体的な影響。ここには情報があります。
- 反応でしかないもの。目立っていること自体への反発、人格への言及、根拠のない断定。
前者は取り入れる。後者は扱わない。この線引きを、先に決めておきます。
なお、後者を扱わないのは、相手が間違っているからではありません。扱っても、こちらにできることがないからです。
見分ける、簡単な基準
迷ったときの基準を1つ。
具体的な行動が書かれているかどうか。「ここをこうしたほうがいい」は情報です。「その考えは浅い」は、何も指していません。
もう1つ、同じ指摘が複数から来ているか。1人だけなら好みの問題かもしれません。
もう1つ、その人が実際に使っている人かどうかも見る価値があります。使っている人の不満には、たいてい具体的な場面があります。
全部を受け止めると、動けなくなる
よくある失敗を書いておきます。
誠実な人ほど、全部の批判に応えようとします。そして、消耗して発信をやめます。
全員に納得してもらうことは、できません。目立つ位置に立つとは、そういうことです。
目安を書いておきます。100人に届けば、数人は否定的な反応をします。これは、内容の質とはほとんど関係のない割合です。
無視すると、鈍る
逆の失敗もあります。
批判を全部遮断すると、中身のある指摘も届かなくなります。そして、少しずつずれていく。
だから、遮断ではなく分別です。読む場所と量を決めて、そこだけ見る。
実務的には、信頼できる人を2、3人決めて、その人の指摘だけを必ず読む形にすると安定します。全体を眺めるより、精度が高い。
間違えたときは、早く言う
実務的な話を1つ。
指摘が正しかったときは、早く認める。遅れるほど、傷が大きくなります。
そして、認めたことで信用が落ちることは、あまりありません。落ちるのは、認めずに引っ張ったときです。
認め方も、短いほうが効きます。事実・影響・対応の3つだけ。長い釈明を添えると、認めていないように読まれます。
距離を、物理的に取る
最後に。
見る時間を決める。常時見ていると、判断が感情に引っ張られます。
1日1回、決まった時間に見る。それ以外は閉じる。これだけで、消耗がかなり減ります。
まとめ
- 扱い方を先に決めておく。決めないと、その日の気分で変わる
- 中身のある批判と、反応でしかないものを分ける
- 具体的な行動が書かれているか/複数から来ているかで見分ける
- 100人に届けば数人は否定的に反応する。内容の質とは別の割合
- 信頼できる2、3人の指摘だけを必ず読む形にすると安定する
- 間違いは早く、短く認める。長い釈明は認めていないように読まれる
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