寝る前の習慣は、カフェイン・寝酒・画面の順で直す
眠れているつもりで、後半の睡眠が壊れている。本人は「よく眠れた」と感じるのが厄介なところです。手をつける順番をまとめました。
- こんな人に
- 寝る前の習慣を見直したい人
- 結論
- カフェイン→寝酒→画面の順で、1つずつ2週間ためす
- 読む時間
- 約3分
寝る前の1〜2時間の過ごし方は、その夜の睡眠をかなり左右します。ただ、どれから直すかで効率が変わります。
全部を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。
手をつける順番
- ① カフェインの時間。いちばん簡単で、効果が大きい。
- ② 寝酒。効果は大きいが、やめるのが難しい。
- ③ 画面。効果は中程度。完全にやめる必要はありません。
- ④ 遅い食事。生活の都合で動かせないことも多い。
全部を同時に変えようとすると、たいてい続きません。1つずつ、2週間ずつ試すのが確実です。
2週間としているのは、数日では体が慣れないからです。最初の数日の変化だけで判断すると、たいてい間違えます。
カフェインは、量より時間
カフェインは、体から抜けるのに時間がかかります。夕方の1杯が、その夜の眠りの深さに影響していることは珍しくありません。
減らすより、時間で区切るほうが簡単です。「午後2時以降は飲まない」と決める。量を我慢するより、判断が要りません。
エナジードリンクや、一部のお茶にも含まれます。コーヒーだけ気をつけても足りないことがあります。
そして、抜けるまでの時間には個人差があります。夕方の1杯が平気な人もいれば、昼でも影響が出る人もいます。自分で試して線を決めるしかありません。
寝酒は、眠りを浅くする
ここが、いちばん誤解の多いところです。
お酒は寝つきを良くします。これは事実です。だから、眠れない人ほど頼りやすい。
ただ、後半の睡眠を壊します。夜中に目が覚めやすくなり、回復感が下がる。厄介なのは、本人は「よく眠れた」と感じることです。寝つきが良かった記憶だけが残るからです。
確かめる方法があります。2週間やめてみる。最初の数日は寝つきが悪くなりますが、そのあとの朝の感じが変わるかどうかを見てください。
比べるときは、朝の項目を3つだけ記録する。起床時刻、すっきり感、午前中の眠気。数字にすると、慣れの影響を受けません。
画面は、ゼロにしなくていい
寝る前の画面については、現実的な範囲で。
明るさを下げるだけでも違います。そして、内容のほうも効きます。刺激の強いもの、考えさせられるもの、心配になるものは、頭が動き続けます。
完全にやめるのが難しいなら、寝る30分前から明るさを最低にするあたりから始めてください。
そして、寝床に持ち込まないだけでも変わります。別の部屋に置く、手の届かない場所で充電する。場所を分けるほうが、意志より確実です。
考えごとは、紙に出す
最後に、意外と効くものを。
布団に入ってから、心配ごとが頭の中で回り続ける。これには、寝る前に紙に書き出しておくのが効きます。
明日やること、気になっていること。書いておくと、頭が「覚えておかなくていい」と判断するのか、回りにくくなります。数分で終わるので、試す価値があります。
まとめ
- 全部を同時に変えると、何が効いたか分からなくなる
- 順番は、カフェインの時間→寝酒→画面→遅い食事
- カフェインは量より時間。抜ける速さには個人差がある
- 寝酒は寝つきを良くして後半を壊す。本人は「よく眠れた」と感じる
- 2週間やめて、起床時刻・すっきり感・午前の眠気を比べる
- 画面はゼロにしなくていい。寝床に持ち込まないだけでも変わる
自分の習慣は、睡眠の質診断で確認できます。