残高も明細も見ていない。見るだけで、何もしなくていい
残高も明細も見ていない。責める話ではありません。見るのが怖いのは、見た瞬間に何かを決めなければならない気がするからです。決めなくていいことにする方法です。
- こんな人に
- 残高や明細を見ていない人
- 結論
- 「見るだけで何もしない」と先に決める。まず固定費だけ
- 読む時間
- 約3分
残高を見ていない。明細も開いていない。カードの請求は、引き落とされた金額だけ知っている。
これは、かなり多くの人がやっています。そして、意志が弱いからではありません。
むしろ、まじめな人ほど開けなくなります。見たら何とかしなければ、と考えるからです。
怖いのは、見た瞬間に決めなければならない気がするから
見ると、何かが分かります。分かると、対処を考えることになる。その連鎖が重いから、手前で止まっているのです。
だから、連鎖を切ってしまえば開けるようになります。「見るだけで、何もしない」と先に決めておく。対処を義務にしなければ、ハードルが一段下がります。
この「見るだけ」を、声に出して決めておくと効きます。「今日は見るだけ。何も決めない」。自分に対する約束として置いておく。
見ないあいだも、状況は進む
とはいえ、放置には確実なコストがあります。
- 使っていないサブスクの料金。気づくのが遅れるほど、総額が増えます。
- 不正な引き落とし。気づかなければ、対応の期限を過ぎることがあります。
- 手数料。小さい額ですが、何年も続きます。
見ることは対処ではありませんが、対処の入口です。ここが開かないと、ほかのどんな工夫も始まりません。
それに、見ないあいだの不安のほうが、実際の数字より大きいことがよくあります。開けてみたら想像より良かった、というのは珍しくありません。
最初の一歩は、固定費だけ
全部を把握しようとすると、また止まります。範囲を絞ってください。
おすすめは、固定費だけを一覧にすることです。家賃、通信、保険、サブスク。毎月同じ額が出ていくものだけ。数は多くありませんし、いちばん改善の効果が大きいのもここです。
変動費の記録は、続きません。最初からやらないほうがいい。
固定費の一覧は、金額と、次の更新月だけ書けば足ります。見直せる時期が分かるので、行動につながります。
頻度は、月1回で足りる
毎日見る必要はありません。むしろ、頻度を上げると続きません。
月に1回、日を決めて見る。給料日の翌日など、思い出しやすい日に紐づけておくと定着します。
見たあとに何もしなくていい、というルールは維持してください。何かしたくなったら、そのときにやればいい。
そして、見た日を記録する。内容は書かなくて構いません。続いていることが分かると、それ自体が支えになります。
見られるようになると、ほかも動く
最後に。この軸が動くと、連鎖的に変わることがあります。
数字が見えると、判断ができるようになります。受け取る金額の交渉も、使うかどうかの判断も、まず現状が見えていないとできません。
まとめ
- まじめな人ほど開けなくなる。見たら何とかしなければと考えるから
- 「見るだけ、何も決めない」と先に声に出して決めておく
- 見ないあいだの不安のほうが、実際の数字より大きいことが多い
- 最初は固定費だけ。金額と次の更新月を書く
- 変動費の記録は続かないので、最初からやらない
- 月1回、思い出しやすい日に。見た日だけ記録する
自分がどこで止まっているかは、心のブロック(お金)診断で確認できます。