食事は、内容より先に時間をそろえる
栄養の話は難しく、忙しいと続きません。先に効くのは時間の規則性です。1回の食事の時刻を固定するところから始める話です。
- こんな人に
- 食生活を整えたい人
- 結論
- 内容より先に時間をそろえる。固定するのは1回だけでいい
- 読む時間
- 約2分
食事を改善しよう、と考えると、たいてい栄養の話になります。何を食べるか、何を減らすか。
ただ、忙しい人にとって難しいのは、内容を選ぶことよりそもそも規則的に食べることのほうです。
だから、順番を変えます。内容は、あとから整います。
時間がそろうと、量も内容も安定する
先に効くのは、時間の規則性です。理由があります。
空腹の時間が長いほど、次の食事で食べすぎます。そして、強い空腹の状態では、手早く食べられるものを選びます。内容が悪くなるのは、選ぶ余裕がないからです。
つまり、時刻をそろえると、量も内容も自然に落ち着きます。
そして、時刻の固定は、判断が要りません。何を食べるかを毎回考えるより、はるかに続きます。
1回だけ、固定する
全部の食事をそろえるのは大変です。1つに絞ります。
朝食か昼食、どちらか1回の時刻を固定する。生活の中で動かしにくいほうを選ぶと、続きます。
朝食を抜いている人は、抜くこと自体をやめるところから。簡単なもので構いません。抜くと、昼と夜で取り返すことになります。
朝が苦手なら、飲み物と、手に取れるものを1つで構いません。量より、時刻をそろえることが目的です。
常備するものを、2つ決める
内容を良くするコツも、選ぶ手間を減らす方向で考えます。
常備するものを2つ決めておく。毎回考えなくて済むようにする。
- 汁物。インスタントでも構いません。野菜が入るものを選ぶ。
- そのまま食べられるたんぱく質。卵、納豆、豆腐、缶詰。
- 冷凍の野菜。切る手間がなく、日持ちします。
判断の回数を減らすのが要点です。意志で選ぼうとすると、疲れている日に崩れます。
そして、買い物の時点で決まります。家にないものは食べられません。選ぶ場所を、疲れていない時間に移すだけでも変わります。
夜遅い食事について
仕事の都合で、夕食が遅くなる人へ。
理想は寝る3時間前ですが、難しい日は分けるという手があります。夕方に軽く食べて、帰宅後は量を減らす。
これだけで、寝る前の量が減り、睡眠への影響も小さくなります。時間を動かせないなら、量を分ける。
外食が多い場合
外食が悪いわけではありません。選び方だけ意識します。
- 汁物か野菜が付くものを選ぶ。それだけで内容が変わります。
- 同じ店ばかりにしない。偏りが減ります。
- 足りないものを、翌日で調整する。1食ずつ完璧にしなくていい。
あわせて、定食の形を選ぶと外れにくい。単品より、自然に品数が増えます。
完璧にしようとしない
最後に。食事は毎日3回あるので、失敗の回数も多くなります。
1食崩れても、次で戻せばいい。週単位で見ると、続けやすくなります。1日単位で採点すると、たいてい嫌になります。
まとめ
- 内容より先に、時間をそろえる。内容はあとから整う
- 空腹が長いほど、量が増え、選ぶ余裕もなくなる
- 固定するのは1回だけ。動かしにくいほうを選ぶ
- 朝が苦手なら、飲み物と手に取れるもの1つで足りる
- 常備するものを2つ決めて、判断の回数を減らす
- 1日単位で採点しない。週単位で見る
自分の状態は、生活習慣診断で確認できます。