よく眠れた感じがするのに、翌日に残る。お酒と睡眠の関係
眠れているつもりで、回復していないことがあります。寝酒を2週間やめて、朝の感じを比べる話です。
- こんな人に
- 寝る前にお酒を飲む人
- 結論
- 寝つきは良くなるが、睡眠の後半が壊れる。2週間やめて朝を比べる
- 読む時間
- 約2分
寝る前に飲むと、寝つきが良くなる。これは、そのとおりです。
ただ、そのあとに起きることがあります。
しかも、この影響は寝つきの良さと引き換えに起きます。だから、本人の実感とは逆になります。
後半が、浅くなる
飲酒は寝つきを助ける一方で、睡眠の後半を浅くすることが知られています。
その結果、眠っている時間は同じでも、回復が足りない状態になります。
そして、本人には気づきにくい。寝つきが良いので、よく眠れたように感じます。
起きているのは、こういうことです。
- 寝つきは速くなる。ここは実感どおりです。
- 後半が浅くなる。明け方に目が覚めやすくなります。
- 利尿作用で、夜中に起きる。回数が増えます。
- いびきが出やすくなる。のどの筋肉がゆるむためとされています。
夜中に目が覚めるなら
分かりやすいサインを1つ。
飲んだ日に、明け方に目が覚める。これは、後半が浅くなっているサインのひとつとされています。
ほかにも、トイレで起きる回数が増える、朝に口が渇いているなど。
2週間、やめて比べる
確かめる方法です。
寝酒を2週間だけやめて、朝の感じを比べる。
最初の数日は、寝つきが悪くなります。ここで戻さないでください。1週間ほどで落ち着きます。
比べるときは、朝の感じを3つだけ記録すると分かりやすい。起きた時間、目覚めのすっきり感(5段階でよい)、午前中の眠気。数字にすると、慣れの影響を受けません。
飲む時間を、前にずらす
やめない場合の方法も。
寝る3時間前までにする。時間が空くと、影響が小さくなります。
そして、量を減らすほうが、時間より効きます。両方できるなら、両方。
ほかにも、影響を小さくする方法があります。
- 同量の水を一緒に飲む。脱水と、夜中の口の渇きが減ります。
- 食事と一緒にする。空腹時より、吸収がゆるやかになります。
- 寝る直前の一杯をやめる。いちばん影響が大きいのは、この一杯です。
翌日に残るのは、合っていない合図
もう1つの指標を。
翌日に体調や予定へ影響が出ているなら、量が体に合っていません。
これは、体質の問題でもあり、量の問題でもあります。どちらにしても、減らす理由になります。
そして、翌日に残る量は、年齢とともに変わります。同じ量で平気だったのに残るようになった、というのは自然なことです。量のほうを合わせ直してください。
眠れないから飲む、が続くなら
最後に。
眠るために飲む状態が続いているなら、睡眠のほうを相談してください。
眠れない原因には、対処できるものがあります。飲酒で対処し続けると、量が増えやすくなります。
まとめ
- 寝つきは良くなるが、睡眠の後半は浅くなる
- 本人の実感とは逆に出るので、気づきにくい
- 寝酒を2週間やめて、起床時間・すっきり感・午前の眠気を比べる
- やめない場合は、寝る3時間前まで/量を減らす/水を一緒に飲む
- 眠るために飲む状態が続くなら、睡眠のほうを相談する
いまの距離感は、アルコール適性診断で確認できます。