「書くことがない」の正体は、拾う場所を決めていないこと
日々の疑問や調べたことは、書き留めていないと消えます。1か所に貯める習慣ができると、ネタ切れは供給側の問題ではなくなります。
- こんな人に
- 書くことがないと感じる人
- 結論
- 記録がないだけ。貯める場所を1か所に決めて、短く残す
- 読む時間
- 約3分
書くことがない、という状態はよく起きます。ただ、実際に何もないわけではありません。拾う場所を決めていないだけです。
つまり、発想の問題ではなく、記録の問題です。
疑問は、日に何度も生まれている
「これってどういう仕組みなんだろう」「なんでこうなってるんだろう」。
こうした疑問は、一日に何度も生まれています。ところが、その場で調べて解決すると、解決した瞬間に忘れます。
記事のネタとしていちばん質が高いのは、この「自分が疑問に思って、調べて分かったこと」です。
理由は、同じ疑問を持つ人がいるからです。自分が調べたということは、まとまった情報がなかったということでもあります。
貯める場所は、1か所に
メモアプリ、紙のノート、スプレッドシート。何でも構いません。
重要なのは1か所に決めることです。散らばると、探す手間が発生して見返さなくなります。
書く内容も短くていい。「傘の選び方」「なぜ会議が長いか」。あとで思い出せれば足ります。
そして、書けるかどうかを判断しない。判断すると、手が止まります。選ぶのは、書くときで足ります。
人に聞かれたことを、記録する
いちばん確実なネタ元です。
人に聞かれたことは、需要が最初から確認できています。しかも、答えたときの説明がそのまま構成になります。
職場で聞かれたこと、家族に説明したこと、コメントで来た質問。これらを書き留めておくと、ネタ切れはほぼ起きません。
そして、説明したときの言葉をそのまま残す。口で説明した順番は、たいてい分かりやすくできています。
1つのテーマを、切り口で分ける
ネタが少ないと感じるのは、1テーマ1本で考えているからかもしれません。
- 入門編。知らない人向けに、最初から説明する。
- 失敗編。やってはいけないこと、自分が失敗したこと。
- 比較編。AとBのどちらを選ぶか、判断基準を書く。
- 手順編。実際にやる手順を、順番に書く。
- 質問編。よく聞かれることに、まとめて答える。
同じ知識で、5本書けます。しかも、調べ直す手間がかからない。
30個並べてから、書き始める
1本ずつ考えていると、毎回ゼロからになります。
まとめて30個出してみると、意外に出ます。そして並べると、順番と分類が見えてきます。
リストから選ぶのと、毎回考えるのでは、着手までの時間がまったく違います。
並べたら、すぐ書ける順に印をつける。調べる必要があるものと、いまの知識で書けるものを分けておくと、忙しい週でも止まりません。
入力が減ると、出力も減る
本当にネタが出なくなったときは、入力を疑ってください。
同じ環境で同じことをしていると、入ってくる情報が同じになります。発想力が落ちたのではなく、入力が不足している。
本を読む、違う場所に行く、詳しくない分野の人と話す。入力を変えると、出力も変わります。
まとめ
- 疑問は日に何度も生まれるが、解決した瞬間に忘れる
- 貯める場所を1か所に決める。短い言葉で足りる
- 人に聞かれたことは、需要が確認済みのネタ
- 1つのテーマを、入門・失敗・比較・手順・質問の5本に分ける
- 30個並べてから書き始めると、着手が速い
- 本当に出ないときは、入力を変える