スポーツにいくらかかるか。道具・場所・移動の現実的な費用
続くかどうかを決めるのは、月謝の金額よりも準備の手間です。それでも費用は先に見積もっておいたほうがいい。初期費用と継続費用、そして見落とされがちな移動時間について整理しました。
- こんな人に
- 運動を始める費用が気になる人
- 結論
- 続くかを決めるのは月謝より準備の手間。それでも先に見積もる
- 読む時間
- 約3分
運動を始めるとき、費用の話は後回しにされがちです。ところが、やめる理由としては上位に入ります。
正確に言うと、金額そのものより「払っているのに行けていない」という状態が効きます。行けない月謝は、罪悪感に変わって、そのうち解約になります。
だから、先に見積もっておきます。
費用は3つに分けて考える
- 初期費用。道具、靴、ウェア。一度きりですが、ここでつまずくと始まりません。
- 継続費用。月謝、施設の利用料、消耗品。毎月出ていきます。
- 移動の費用。交通費と、それにかかる時間。いちばん見落とされ、いちばん効きます。
3つ目を計算に入れていない人が多い。片道30分の施設なら、1回あたり1時間が上乗せされます。これは金額に換算できる負担です。
お金がかからない順に並べると
正確な金額は地域と施設で変わるので、順番だけ書きます。
- ほぼかからない。ウォーキング、階段、自重の筋トレ、体操。靴があれば始まります。
- 初期費用だけかかる。ランニング(靴)、自宅での筋トレ(器具)、ヨガ(マット)。買ったあとは無料に近い。
- 継続費用がかかる。ジム、プール、ヨガ教室、ボルダリング。月ごとに出ていきます。
- 初期も継続もかかる。ゴルフ、スキー、自転車、テニス。道具と場所の両方が必要です。
この順番は、そのまま「やめやすさ」の順番でもあります。かかっているものが多いほど、やめるときの抵抗も大きい。これは良い面もあります。
「はじめやすさ」を重視する人の選び方
準備の手間が障害になるタイプの人は、上から2つ目までで選んでください。
ジムに入会して行かなくなる人の多くは、運動が嫌なのではありません。移動と着替えのほうが障害になっているのです。同じ月謝を払うなら、家から近いほうを選ぶだけで継続率が変わります。
目安として、片道15分。これを超えると、疲れている週にまず行かなくなります。
道具は、最初から良いものを買わない
ひとつだけ例外があります。靴です。
走る、歩く、跳ぶ。足に負担がかかる運動では、靴だけはけがに直結します。ここは最初から専用のものにしてください。
それ以外は、続くと分かってからで間に合います。最初に一式そろえると、合わなかったときの損が大きく、そして買ったことで満足してしまうという問題もあります。
払い方で、続きやすさが変わる
- 月額より、都度払いから始める。行った回数だけ払う形なら、行けなかった月の罪悪感がありません。
- 年間契約は、3か月続いてから。安くなりますが、続くかどうかが分かる前に縛るのは順番が逆です。
- 回数券は、有効期限を見る。期限切れは、金額以上に気持ちを削ります。
時間も、費用として数える
最後に。移動時間は、はっきりと費用です。
週2回、往復1時間の施設に通うなら、月に8時間。これが続くかどうかは、金額とは別に見積もる必要があります。近くて安い種目に変えたほうが、結果的に回数が増えるということは、よくあります。
自分がどれだけ手間を許容できるかは、おすすめスポーツ診断の「はじめやすさ重視」の軸で確認できます。ここが高い人は、費用より距離で選んでください。