「明るい人」という役割から、降りられなくなる
元気がない日も期待され、静かにしていると心配される。役割が人格として扱われている状態です。降り方は宣言ではなく、1回試すことです。
- こんな人に
- 「明るい人」の役割から降りられない人
- 結論
- 宣言は要らない。1回だけ静かに参加して、誰も困らないと確かめる
- 読む時間
- 約2分
集まりでは、いつも自分が動くことになる。静かにしていると「どうしたの」と言われる。
この状態は、役割が人格として扱われているということです。
そして、役割は本人が選んだものとは限りません。何度か続いたことが、そのまま期待になっただけです。
固定は、期待から始まる
最初は、自然にやっていたはずです。楽しかったし、場も良くなった。
ただ、繰り返すと期待になります。そして、期待は、調子が悪い日にも適用されます。元気がない日も、同じ役割を求められる。
ここで無理をすると、集まり自体が仕事になります。
サインは、はっきり出ます。
- 誘いが来ると、少し気が重い。
- 会の前に、話す内容を考えている。
- 帰り道に、どっと疲れる。
- 「今日は静かだね」と言われるのが怖い。
無理は、外からは見えない
この役割の厄介なところです。
無理をしている人ほど、楽しそうに見えます。見えないので、期待が減りません。そして、終わったあとに疲れだけが残る。
確かめ方があります。会のあとの疲れを、3回だけ記録してみる。相手や場によって、はっきり差が出ます。差が出た場所が、無理をしている場所です。
記録は、10段階の数字1つで足ります。長く書こうとすると続きません。
降り方は、宣言ではない
「もう明るい役はやりません」と言う必要はありません。角が立つだけです。
1回だけ、静かに参加してみる。それで足ります。
たいてい、誰も困りません。場は別の人が回すか、静かなまま終わります。誰も困らないことが確認できると、力が抜けます。
もし本当に困った様子なら、それは自分の問題ではなく、場の設計の問題です。1人に依存している集まりは、その人がいない日に必ず止まります。
欠席する回を作る
もう一段進めるなら、これも効きます。
参加しない回を、意識して作る。全部に出ていると、いる前提で場が組まれます。
1回抜けると、いなくても回ることが分かります。これは、周りにとっても自分にとっても良いことです。
欠席するとき、理由を詳しく説明しない。「今日は行けません」で足ります。説明すると、次から同じ説明が要ると思われます。
役割を、渡してみる
最後に、もう1つの方法を。
話を振る役割を、他の人に渡してみる。「◯◯さん、どう思う?」と聞いてから、その人に会話を回してもらう。
できる人は、意外といます。やっていないだけで、できないわけではない。渡すと、自分の負担が減り、その人の役割も増えます。
まとめ
- 役割は選んだものではなく、続いたことが期待に変わっただけ
- 無理は外からは見えない。楽しそうに見えるので期待が減らない
- 会のあとの疲れを、10段階の数字で3回だけ記録する
- 降りるのに宣言は要らない。1回静かに参加してみる
- 参加しない回を作ると、いなくても回ることが分かる
- 話を振る役割は、渡せる。やっていないだけの人は多い
自分の状態は、ムードメーカー診断で確認できます。