大人になると、居場所は自動では手に入らなくなる
学生時代は教室や部活が場所を用意してくれていました。仕組みが消えたあと、居場所は作るものになります。週1回の予定から始める話です。
- こんな人に
- どこにも属していない感じがする人
- 結論
- 大人になると居場所は自動では手に入らない。週1回の予定を1つ作る
- 読む時間
- 約2分
生活は回っている。仕事もある。それでも、どこにも属していない感じがする。
これは、性格の問題ではありません。大人になると、居場所は自動では手に入らないというだけのことです。
そして、これは能力とも人柄とも関係ありません。仕組みが消えただけです。
仕組みが、消えている
学生のころは、教室、部活、サークルが場所を用意してくれていました。努力しなくても、毎日同じ人に会えた。
仕事が始まると、この仕組みが消えます。職場の関係はありますが、部署が変われば終わります。役割でつながっている関係だからです。
同じことが、子どもを通じた関係にも起きます。学校や園でつながっていた関係は、卒業とともに終わることが多い。役割が消えると、関係も消えます。
つまり、意識して作らないと、居場所はゼロになります。
ひとりで回せると、必要に迫られない
この段階が長引く理由が、ここにあります。
生活が回っていると、居場所がなくても困りません。困らないので、後回しになる。そして、気づくと何年も経っています。
ただ、必要になる時期は必ず来ます。体調を崩したとき、仕事がうまくいかないとき、家族に何かあったとき。そのときに作り始めるのは、かなり難しい。
つまり、必要ない時期に作っておくものです。保険と同じ性質を持っています。
週1回の予定を、1つ作る
やることは、これだけです。
週に1回、同じ人に会う予定を1つ作る。内容は何でも構いません。習い事、地域の活動、運動、勉強会。
大事なのは定期的であることです。単発だと関係が続きません。同じ人に何度も会うことで、はじめて場所になります。
目安として、3か月続けば、顔を覚えてもらえます。最初の数回は誰でも居心地が悪いので、そこで判断しないほうがいい。
肩書きのない場所を選ぶ
選び方のコツが1つあります。
肩書きが関係ない場所を選ぶこと。仕事の延長だと、評価が持ち込まれます。評価されない場所であることが、居場所の条件です。
そして、やめてもいい場所を選ぶ。合わなければ次に行けばいい。最初から長く続けようとすると、選ぶハードルが上がりすぎます。
そして、合わなければ、やめていい。1つ目で当たらないのは普通のことです。3つ試すつもりで始めると、気が楽になります。
素でいられる相手が、1人いれば
最後に。集団に属することだけが居場所ではありません。
素でいられる相手が1人いれば、かなり違います。恋人でも、友人でも、家族でも構いません。
その1人がいることで、ほかの場所で気を張ることの負担が下がります。数ではなく、1人いるかどうかが効きます。
まとめ
- 居場所が自動で手に入る仕組みは、学生時代で終わっている
- 職場も、子どもを通じた関係も、役割が消えると終わる
- ひとりで回せると必要に迫られないので、後回しになる
- 必要ない時期に作っておくもの。保険と同じ性質
- 週1回、同じ人に会う予定を1つ。3か月で顔を覚えてもらえる
- 肩書きが関係なく、やめてもいい場所を選ぶ。3つ試すつもりで
いまの状態は、マズローの6段階欲求診断で確認できます。