リモートで実力より低く見られる。原因は仕事の質ではない
成果は出しているのに、評価が伴わない。原因は仕事の質ではなく、見えていないことです。自慢せずに見える化する具体的な方法をまとめました。
- こんな人に
- リモートで評価が伴わない人
- 結論
- 原因は仕事の質ではなく見えていないこと。週1回3行で共有する
- 読む時間
- 約3分
リモートで仕事はきちんとしているのに、評価が伴わない。この状態には、はっきりした理由があります。成果が見えていないのです。
そして、見えていないことは、こちらからは分かりません。
出社していた頃は、過程が見えていた
オフィスでは、残業している姿、悩んでいる様子、誰かを助けている場面が自然に目に入りました。成果として数えられなくても、印象には残っていた。
リモートでは、これが全部消えます。残るのは提出されたものと、発言した内容だけです。
そのうえ、忙しさも伝わりません。手一杯でも、外からは余裕があるように見えます。
見えなくなる仕事ほど、価値が高い
皮肉なことに、リモートで見えなくなる仕事ほど、実際にはチームを支えています。
- 誰かが詰まっていることに気づいて、声をかける
- 起きそうな問題を先に潰す
- 資料や手順を整えて、他の人が迷わないようにする
- 新しい人の質問に答える
どれも成果が「起きなかったこと」の形をしているので、記録に残りません。
つまり、丁寧に働くほど見えなくなるという構造になっています。
自慢せずに、見える形にする
評価されるために必要なのは、アピールではなく記録です。
- 週に一度、やったことを3行で共有する。「今週やったこと/来週やること/相談したいこと」。習慣にすると、自慢に見えません。
- 助けたことを、事実として書く。「◯◯さんの件を引き取って対応しました」。誰かを助けたことは、書かないと消えます。
- 防いだ問題を記録する。「◯◯のリスクに気づいて、事前に変更しました」。
- 手順を文書にする。作った文書は、そのまま成果物として残ります。
書くときは、事実だけを並べる。評価は読む人に任せればよく、自分で価値を主張しないほうが伝わります。
大人数の会議で発言できないなら
大勢の前で力が落ちるのは、能力ではなく出力の形の違いです。
この場合、会議で戦う必要はありません。終了後に3行で送る。「先ほどの件、補足です」で始めれば十分です。書面のほうが内容を正確に伝えられます。
評価者との接点を、意図的に作る
リモートでは、上長との接点が定例だけになりがちです。定例は報告の場なので、判断の相談や、抱えている課題の話は入りません。
月に一度でよいので、報告以外の話をする15分を持てると変わります。こちらから提案しても構いません。
話す内容は、困っていることを1つで足ります。相談があると、相手も接点を持ちやすくなります。
それでも変わらない場合
記録も共有もしているのに評価が変わらないなら、原因は自分の側ではない可能性があります。
出社している人だけが評価される仕組みになっている組織は、実際にあります。この場合、努力の量では埋まりません。制度の話として上に持ち込むか、環境を変えるかの判断になります。
まとめ
- リモートでは、提出物と発言以外が見えなくなる
- 見えなくなる仕事ほど、チームを支えている
- 週に一度、3行で共有する。習慣にすると自慢に見えない
- 助けたこと・防いだ問題は、書かないと消える
- 会議で発言できないなら、終了後に3行で送る
- 評価者と、報告以外の話をする15分を月1回持つ