合わせすぎる人へ。譲れないことを3つだけ決める
相手に合わせられるのは強みですが、我慢している自覚が薄いまま進むと、限界が来たときに一気に出ます。合わせることを我慢ではなく選択に変える方法です。
- こんな人に
- 相手に合わせすぎてしまう人
- 結論
- 譲れないことを3つ決めれば、それ以外は安心して合わせられる
- 読む時間
- 約3分
相手の希望を優先できる人は、関係を穏やかに保てます。揉めごとが少なく、相手からも大事にされます。
ところが、この形には見えにくい問題があります。合わせすぎた分は、あとから不満として返ってくることです。
そして、返ってくるまでに時間がかかります。数か月、ときには数年。だから、原因と結果が結びつきません。
我慢している自覚が、薄い
この型の人は、合わせることが自然にできてしまいます。だから、我慢しているという感覚があまりありません。
その結果、限界が近づいていることに自分でも気づけない。そして、あるとき一気に出ます。相手からすると、突然のことに見えます。合わせてきた期間が長いほど、この落差は大きくなります。
早く気づく方法があります。相手の希望に「いいよ」と答えたあと、少しでも引っかかったか。この小さな引っかかりが、いちばん早い合図です。
「譲れないこと」を3つだけ決める
いちばん実用的な方法です。全部を主張する必要はありません。3つだけ決める。
- 一人の時間の確保(週に何時間、いつ)
- お金の使い道のうち、自由に決めていい範囲
- 会う頻度の下限、または上限
- 仕事や趣味で、譲れない予定
この中から3つ選んで、相手に伝えておく。3つ決まると、それ以外は安心して合わせられます。合わせることが我慢ではなく、選択に変わります。
伝えるときは、理由も添える。「一人の時間がないと、次の週がきつくなるから」。理由があると、わがままには聞こえません。
小さいうちに出すほうが、通りやすい
不満は、溜まるほど伝えにくくなります。量が増え、しかも過去の話も混ざるからです。
小さい段階なら、「◯◯してほしい」の一言で済みます。言いにくさは、内容ではなく蓄積量で決まると考えると、早く出す理由がはっきりします。
そして、溜めてから出すと、内容も正確でなくなります。関係のない過去の話が混ざり、本題が伝わりません。
相手は、気づいていないことが多い
合わせてもらっている側は、たいてい合わせてもらっている自覚がありません。自然にそうなっているように見えるからです。
だから、あとで不満として出てきたとき、相手は驚きます。「言ってくれれば」と。これは冷たさではなく、本当に見えていないことが多い。
月に一度は、自分の希望を優先する
習慣として組み込むのが確実です。
月に一度、行き先も過ごし方も自分が決める日を作る。相手の希望を優先することが基本になっている関係では、意識して逆をやらないと均衡しません。
これは自己主張の練習でもあります。小さい場面で言えるようになると、大きな場面でも言えるようになります。
最初は、相手に決めてもらいたくなります。「どこでもいい」と言いたくなる。そこで一度だけ、自分で決めてみてください。
まとめ
- 合わせすぎた分は、あとから不満として返ってくる
- 自然にできてしまうので、我慢の自覚が薄い
- 譲れないことを3つだけ決めて、伝えておく
- 3つ決まれば、それ以外は安心して合わせられる
- 言いにくさは内容ではなく蓄積量で決まる。小さいうちに出す
- 月に一度、自分の希望を優先する日を作る