大人になると友達が減るのは自然なこと。それでも関係が続く人の共通点
学生のころは放っておいても毎日会えました。会う仕組みが生活の側にあったからです。仕組みが消えたあとも関係が続いている人は、何をしているのか。減ることに落ち込まないための整理です。
- こんな人に
- 友達が減ったと感じている大人
- 結論
- 減るのは自然なこと。会う仕組みが生活から消えただけ
- 読む時間
- 約2分
20代の後半あたりから、友達が減ったと感じる人が増えます。誘われる回数が減り、休日に予定がなく、連絡先はあるのに何年も話していない。
このとき多くの人が「自分の性格に問題があるのでは」と考えます。ほとんどの場合、それは違います。会う仕組みが、生活から消えただけです。
学生時代は、仕組みが用意されていた
教室、部活、サークル、ゼミ。学生のころは、努力しなくても毎日同じ人に会えました。関係を保つ作業を、学校の時間割が代わりにやってくれていたわけです。
仕事が始まると、これがなくなります。職場の同僚には毎日会いますが、部署が変わればそれきりです。大人の友人関係には、自動的に会う仕掛けがありません。
誰かが連絡し、日程を出し、店を決めなければ、何も起きない。つまり、続いている関係の裏には、必ず動いている人がいます。
減ること自体は、問題ではない
ここは、はっきりさせておいたほうがいい。関係が減るのは、生活が変わった証拠でもあります。
- 住む場所が変わる。距離は、思っている以上に効きます。
- 生活の段階が変わる。働き方、結婚、子育て、介護。自由になる時間の形が変わると、噛み合う相手も変わります。
- 関心が変わる。昔は同じ話題で盛り上がれたのに、いまは話すことがない。これはどちらが悪いわけでもありません。
だから、減った数を取り戻そうとしなくていい。問題は数ではなく、続けたい相手との関係が消えてしまうことのほうです。
続いている人がやっていること
長く友人関係が続いている人を見ていくと、特別なことはしていません。共通しているのは3つです。
- 用件がなくても連絡する。「元気ですか」で十分です。用件を待っていると、何年も送らないまま終わります。
- 返ってこなくても、気にしない。返信の速度と、関係の深さは別物です。3か月後に返ってくることもあります。
- 相手を選んでいる。全員と続けようとしていません。3人ほどに絞って、そこに力を使っています。
とくに3つ目が効きます。全員に連絡しようとすると、たいてい誰にも連絡できません。
「3人」という現実的な数
続けたい相手を3人だけ決める。これがおすすめです。
3人なら、年に数回の連絡で保てます。誕生日でも、季節の変わり目でも、ニュースを見て思い出したときでもいい。用件のない連絡を送れる相手が3人いれば、生活はかなり違って見えます。
残りは自然に任せて構いません。必要になったら、そのときにまた声をかければいいだけです。
再開は、思っているより簡単
何年も連絡していないと、いまさら送るのが気まずく感じます。ここで止まる人が多い。
ところが、送られた側はたいてい喜びます。気まずいと思っているのは、送る側だけです。相手も同じように「連絡しづらくなった」と思っていることのほうが多い。
文面も凝らなくていい。「久しぶり。ふと思い出しました」で足ります。大人の友人関係は、途切れたところから再開できます。
自分がいま関係を保つ側にいるのか、待つ側にいるのかは、良い友人診断で確認できます。