話したことが外に出ていた。多くは悪意ではなく性質
打ち明けた話が、別の人に伝わっていた。多くは悪意ではなく性質なので、伝えても直りません。関係を切らずに被害だけ減らす方法です。
- こんな人に
- 話したことが外に出ていた人
- 結論
- 多くは悪意ではなく性質。直すのではなく、渡す情報を変える
- 読む時間
- 約3分
自分しか話していないはずのことを、別の人が知っていた。
この瞬間の落胆は、けっこう大きい。ただ、対処は感情とは別に考えたほうがうまくいきます。
まず、信じた自分を責めないでください。話した時点では、判断材料がなかっただけです。
見分ける目印はひとつ
確かめる方法があります。その人から、他人の秘密を聞かされたことがあるか。
あるなら、あなたの話も同じように流れていると考えたほうが安全です。相手を選んで話を止める人は、そもそも他人の話を持ってきません。
ほかにも、目印があります。
- 「ここだけの話」が口ぐせ。その言葉が出る回数だけ、話が流れています。
- 情報が早い。集めている人は、たいてい配ってもいます。
- 詳しく聞きたがる。話の細部を確認してくるのは、伝える前提のことがあります。
多くは、悪意ではなく性質
ここが対処の分かれ目です。
広めることで得をしようとしているのか、それとも話が面白いから話しているだけなのか。後者のことが、圧倒的に多い。
そして後者の場合、伝えても直りません。本人に自覚がないうえ、それが会話のしかたそのものだからです。指摘すると、関係が悪くなるだけで終わります。
それに、本人は秘密だと思っていないことも多い。こちらが打ち明けたつもりでも、相手には世間話として届いていることがあります。
直すのではなく、渡す量を変える
やることは1つ。渡す情報の種類を変えることです。
- まだ決まっていないことを話さない。転職の検討、迷っている段階の話。広まると実害が出るのは、たいていここです。
- 感情を預けない。誰が嫌だ、何がつらい。この種の話は、形を変えて伝わります。
- 決まったことなら話してよい。広まっても困りません。むしろ、伝えてもらえて助かることもあります。
この距離なら、関係を続けられます。切らずに、被害だけ減らせるのがこの方法の利点です。
そして、この距離でも関係の良さは残ります。話が面白い人、情報が早い人は、それ自体が価値です。
実害が出た場合は、別
ただし、例外があります。
仕事上の秘密、家族の事情、健康のこと。広まったことで具体的な不利益が出ているなら、渡す量を減らすだけでは足りません。
その場合は、はっきり伝えてよい。「あの話は、他では言わないでほしい」。責める形にせず、依頼として言うと通りやすくなります。
言い方は、過去ではなく今後の話にする。「あのとき言いましたよね」ではなく「この件は、伏せておいてください」。責めが入ると、話が本題から逸れます。
自分の側も、確認しておく
最後にひとつ。人の話を、うっかり出してしまったことは誰にでもあります。
基準をひとつ持っておくと安全です。その人が同じ席にいても、同じことを言えるか。言えないなら、話さない。
まとめ
- 他人の秘密を持ってくる人には、こちらの話も流れている
- 「ここだけの話」が口ぐせ、情報が早い、細部を聞きたがるも目印
- 多くは悪意ではなく性質なので、伝えても直らない
- 未決定のこと、感情は渡さない。決まったことなら話していい
- 実害が出ているときは、過去を責めず「今後は伏せて」と依頼する
- 距離を変えても、関係の良さは残せる
自分の関係の状態は、フレネミー診断で確認できます。