移住の前に確認する7つ。車・仕事・医療・人付き合い・出口
失敗の理由は憧れではなく、条件の見落としです。車・仕事・医療・人付き合い・気候・通信・出口。順番に確認するためのチェックリストです。
- こんな人に
- 移住を検討している人
- 結論
- 失敗の原因は憧れではなく、事前に確認できる7つの条件
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- 約3分
移住がうまくいかなかった話を聞くと、景色に飽きたという理由はほとんど出てきません。出てくるのは、もっと具体的なことばかりです。
つまり、失敗の原因は、事前に確認できるものがほとんどだということです。
① 車
いちばん大きい条件です。多くの地域は、車があることを前提に設計されています。
運転しない・できない場合、選べる地域は一気に狭くなります。年齢とともに運転をやめる時期が来ることも、計算に入れてください。
確認方法は、候補地で「車なしの1日」を実際に試すこと。半日で結論が出ます。
あわせて、公共交通の最終便の時刻も確認してください。帰れない時刻が早いと、行動できる範囲が実質的に狭まります。
② 仕事
移住してから探す、はかなり難しい。求人の数そのものが少なく、しかも条件も限られます。
リモートで続けられるか、移住前に確認するのがいちばん確実です。通信環境も、実際に現地で試してください。
そして、収入が下がる前提で計算する。地域の相場に合わせて下がることがあります。生活費が下がっても、比率で見ると変わらない場合があります。
③ 医療
健康なうちは条件になりません。だから見落とされます。
確認しておきたいのは、夜間や休日に救急を受けられる病院までの時間、そして専門的な治療を受けられる病院までの距離です。
子育て中なら小児科、高齢の家族がいるなら通院の足も。必要になってからの引っ越しは、負担が大きい。
④ 人付き合い
人口の少ない地域では、関わらないという選択が難しくなります。
自治会、当番、行事、消防団。参加しないことが目立つので、断り続けるのは都市部より負担が大きい。
移住前に、実態を住民に聞いておいてください。同じ市町村でも、地区によって大きく違います。
聞くときは、移住して数年経った人がいちばん参考になります。地元の人には当たり前すぎて出てこない話が聞けます。
⑤ 気候と、季節の暮らし
夏に見学して決めると、冬に驚くことがあります。
- 積雪の量と、除雪の負担(誰がやるのか)
- 灯油代を含めた光熱費
- 道路が通れなくなる期間があるか
- 湿度、虫、日照時間
冬と夏の両方に、3泊してから決める。これだけで、失敗の大半は避けられます。
できれば、平日を含めて泊まる。休日だけだと、店の営業時間や交通の本数が実態と違って見えます。
⑥ 総額
家賃だけで比べると、判断を誤ります。
車の維持費(世帯で2台必要な地域も多い)、光熱費、移動の時間。これらを含めた総額で比べてください。
⑦ 出口
最後に、いちばん見落とされるものです。
合わなかったときに戻れるか。家を買うと、売りにくい地域では動けなくなります。
まず賃貸で1年。自治体によっては、お試し住宅を用意しているところもあります。制度の内容は自治体ごとに違うので、移住相談の窓口で確認してみてください。
まとめ
- 車:運転できるか。年齢とともにやめる時期も計算に入れる
- 仕事:移住前に確保する。リモートなら通信環境を現地で試す
- 医療:夜間・休日の救急までの時間を調べる
- 人付き合い:地区ごとに違う。住民に実態を聞く
- 気候:冬と夏の両方に3泊する
- 総額:家賃+車+光熱費で比べる
- 出口:まず賃貸で1年。買うのはそのあと